1入力から、資金の流れを芋づる式に自動追跡して報告書まで生成
IMOZURUは、1つのアドレス(または トランザクション)を起点に、スキャン → グラフ取り込み → 終点探索 → 次に辿るノードの選定 → 遡上を止めるかどうかの判断 → 調査報告書PDF + 調査ケースの自動生成までを、人の操作なしで順に実行する調査エージェントです。
要点は「検知ルールが増えた」ことではなく、分析官がツールの上で手作業として繰り返してきた工程 — 結果を見て次に辿る先を決め、意味のない先で打ち切り、辿った経路を報告書に書き起こす — を製品側が実行することにあります。
2026年8月、当社が発見・公表した約8億円規模のアドレスポイズニング・ネットワークを起点に実行した際の記録です。
件数と所要時間は対象ネットワークの形・外部データ提供元の応答状況・与えた予算によって変わります。同じ入力でも常に同じ件数になるとは限りません。
Bitcoin / Ethereum / Polygon / BNB Smart Chain / Base / Arbitrum / Optimism / Avalanche / Kaia / Solana / TRONの12チェーン。Autoを選ぶと入力形式からチェーンを推定します。
既定は「素早く終わる」側に振った予算で走ります。深堀りモードを有効にすると、時間予算・ホップ数・スキャン数の上限がいずれも広がり(時間予算10分・最大5ホップ・最大100スキャン)、より遠く・より広く追跡します。完了まで10分程度かかることがあります。
実行中は各ステップが順に表示されます。連続するスキャン / 取り込みは「ホップ展開」としてまとめられ、意思決定にあたるステップ(次ノードの選定・遡上停止の判断・報告書叙述)は常に1行で表示され、AIが判断したステップにはAIバッジが付きます。個別の操作がタイムアウトした場合はその旨がバッジで示され、その操作をスキップして調査は続行します。
画面下部の調査履歴から、過去の調査を開き直して同じ内容を再表示できます。報告書PDFの再ダウンロード、調査ケースへの遷移、調査の削除もここから行えます(調査を削除しても、自動生成された調査ケースは残ります)。
IMOZURUの出力は「機械が観測した事実」と「AIが書いた解釈」を混ぜません。読むときは必ずこの区別を先に確認してください。
調査報告書は8章構成で、各章の見出しに「AI生成」または「機械抽出」のラベルが付きます(同一運営者が検出された調査ではその章が加わります)。
解釈を含む参考情報です。読みやすさのために文章化されていますが、そのまま事実として引用しないでください。
オンチェーンで観測した事実です(取引ハッシュ・アドレス・ホップ距離など)。法的手続や届出に用いる際は、この部分を原典として裏取りしてください。
| 章 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| 調査概要 | 調査全体の要約 | AI生成 |
| 時系列 | ホップごとの展開の時系列 | AI生成 |
| 資金フロー叙述 | 資金の動きの説明 | AI生成 |
| 芋づる系図(探索経路) | 資金フロー図 + 発見の親子関係。ネットワーク資金規模の表を含む | 機械抽出 |
| 同一運営者の同定 | 該当が1件も無い調査では章ごと出ません | 機械抽出 |
| リスク指標 | 抽出されたリスク指標 | AI生成 |
| 証拠トランザクション | 各ノードの発見根拠となった取引 | 機械抽出 |
| 到達点(終端ノード) | 遡上を止めた到達先の一覧 | 機械抽出 |
| 生成メタデータ | 叙述の生成主体・モデル・版数・内容ハッシュ | 機械抽出 |
複数のアドレスが同じ運営主体に属すると考えられる場合、報告書に「同一運営者の同定」章が出ます。判定は2つの帯に分かれます。
報告書には資金規模の3指標が載ります。いずれも「観測できた取引だけを集計した下限値」です。観測できなかった経路、金額の出所が取れないエッジは含まれません。
| 指標 | 定義 | 注意 |
|---|---|---|
| 起点スループット | 起点アドレスの送金額 + 受金額 | 入って出た資金は2回数えます |
| 観測フロー総量 | 系図の各エッジ(親 → 子)のフロー額の合計 | ホップをまたぐ資金を重複計上します。正味の通過量ではありません |
| 終端到達額 | 取引所・DEXルーター等の終端に入った額 | 換金・退避された額の下限とみなせます |
「被害総額」という語は使いません(定義が一意に定まらないため)。USD表示は調査時点のレートによる概算換算であり、換算できなかった資産は資産名のまま残します。
取引所・DEXルーター・ブリッジに到達した時点で、その枝の探索は打ち切られます。巨大なハブをそのまま展開すると、無関係なトラフィックが大量に流入して調査が壊れるためです。
終端に到達したことは「そこで資金が消えた」ことを意味しません。次に誰へ照会するか / どこで追跡を再開するかを示すマーカーとして読んでください。
調査が完了すると、発見したアドレスをまとめた調査ケースが自動生成されます。ケースには各アドレスの系図(どのアドレスから、何ホップ目に、どんな理由で発見されたか、根拠となった取引ハッシュ)が残るため、後から発見の経緯を検証できます。
IMOZURUはBusinessプラン以上でご利用いただけます。
| プラン | IMOZURU |
|---|---|
| Free / Starter / Pro | — |
| Business($199.99/月) | ✓ |
| Enterprise | ✓ |
分析官が手で行っていた調査ループそのものです。スキャン結果から次に辿るアドレスを選び、意味のない先で打ち切り、辿った経路を報告書に書き起こすまでを、1入力から自律実行します。検知ルール単体の実行ではありません。
Businessプラン以上でご利用いただけます。調査中に実行したスキャンの件数分だけ月間スキャンクォータを消費し、エラーやタイムアウトになったスキャンは計上しません。残クォータが0の場合は調査を開始できません。
「推定」は状況証拠を合成した結果であり、断定ではありません。裏取りの出発点として扱ってください。直接観測に基づくものは「確認済み」と明示され、確信度スコアは確率ではなく相対的な強さを示す内部指標です。
巨大なハブをそのまま展開すると無関係なトラフィックが大量に流入し、調査が成立しなくなるためです。ただしDEXルーターはKYC情報の照会先ではありません。追跡はルーターを通過した後の出力先で継続する必要があります。
いいえ。3つの指標はいずれも観測できた取引だけを集計した下限値です。特に観測フロー総量はホップをまたぐ資金を重複計上します。USD表示も調査時点のレートによる概算換算です。
はい。探索は時間予算・ホップ数・スキャン数の三重のガードで有界であり、個々の操作にもタイムアウトがあります。判断に用いるAIが全て失敗した場合もルールベースの判断に切り替えて完走し、報告書を生成します。
当社の検知技術のうち、インサイダー取引検知(公表前時間窓分析)、ML判定ゲート、クロスチェーン資金追跡・同一運営者推定について、2026年7〜8月に計4件を特許出願しました(審査係属中)。
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