2026年2月17日
ウォッチリスト フォローモード — 関連する不審アドレスを自動発見
ウォッチリストにフォローモードが追加されました。 監視中のアドレスのトランザクショングラフを自動探索し、 関連する高リスクウォレットを発見・通知する機能です。
なぜフォローモードが必要か
悪意あるアクター(ドレイナー、資金洗浄者)は、検知されると新しいウォレットに資金を移動して 同じ行為を繰り返します。 従来のウォッチリストは登録されたアドレスのみを監視する「静的」な仕組みでした。
フォローモードは、トランザクショングラフを活用して 監視アドレスの周辺ネットワークを自動的に探索します。 不審な活動が見つかった関連アドレスを自動的に発見し、通知します。
仕組み
- グラフ探索 — トランザクショングラフから、監視アドレスの近隣ノードを取得
- リスクスキャン — 発見された各アドレスに対して自動的にセキュリティスキャンを実行
- フィルタリング — HIGH/CRITICAL リスクのアドレスのみを「発見」として登録(DEX等の既知インフラは除外)
- 通知 — 新しい不審アドレスが発見されると、メールとWebhookで通知
探索深度
フォローモードは最大3ホップまでの探索に対応しています:
- 1ホップ — 直接取引のある相手(デフォルト)
- 2ホップ — 1次接触先の取引相手まで(Pro)
- 3ホップ — 2次接触先の取引相手まで(Enterprise)
発見されたアドレスの管理
発見されたアドレスは、ウォッチリスト画面に表示されます。各アドレスに対して:
- ウォッチリストに追加 — 正式に監視対象に昇格
- 非表示 — 誤検知として除外
実際の活用事例
Avalancheのドレイナーネットワーク(SCAM-003)の調査で、フォローモードを有効にしたところ、 元々1つの監視アドレスから15件以上の関連不審アドレスが自動発見されました。 これらはいずれも資金洗浄パターン(Peel Chain、トークンリレー)を示していました。
料金プラン
- Free / Starter — フォローモード非対応
- Pro($19.99/月) — フォローモード対応(最大2ホップ)
- Enterprise — フォローモード対応(最大3ホップ)
始め方
ウォッチリストでアドレスを監視し、 設定パネルで「フォローモード」をオンにするだけ。 自動探索は定期スキャンのタイミングで実行されます。