エンタープライズ信頼スタック — Holder Graph フォレンジック / 改ざん検知監査証跡 / Webhook / Issuer Dashboard
この夏、ChainAnalyzer はコンプライアンスチームの実務に向けた 4 つの機能をまとめてリリースしました。共通するテーマは「調査結果を、監査に耐える形で組織に流通させる」ことです。
1. Holder Graph & Cluster Forensics (Business+)
トークンホルダーの分布を force-directed グラフで可視化し、共通の資金供給元 (common funder) を Neo4j BFS で自動クラスタリングします。「上位ホルダー 30 個が実は同一人物の分散保有」のようなシビル構造が、グラフの形として一目で見えます。AI によるフォレンジック解説 (なぜこのクラスタが不審か) と PNG エクスポートも付属し、そのまま調査報告書に貼れます。
2. 金融グレードの監査証跡
すべての操作ログをハッシュチェーンで連結し、定期的に WORM (Write Once Read Many) オブジェクトストレージへアンカーする 2 層構造にしました。過去のログを 1 行でも書き換えるとチェーンが壊れて検出されます — 運営者である私たち自身を含め、誰も履歴を静かに改変できません。「そのスキャン結果を、いつ、誰が見たか」を後から証明する必要がある規制環境のための設計です。
3. Webhook 3 種 + 専用配信ワーカー
リスクレベル変化 / ウォッチリスト更新 / レポート完成の 3 イベントを Webhook で配信します。配信は専用ワーカーが担当し、リトライ・重複配信防止 (アトミックな配信クレーム) を備えています。SIEM や社内チャットへの接続が Pro プラン以上で利用可能です。
4. Issuer Dashboard (Enterprise)
ステーブルコイン発行体向けに、マルチチェーンの流通量・発行/償還フローを運用ウォレットの直接照会で正確に把握するダッシュボードを追加しました。集計 API の推定値ではなくオンチェーンの一次データに基づくため、決算・監査の数字にそのまま使える精度を狙っています。
Holder Graph は Business プラン以上、監査証跡と Issuer Dashboard は Enterprise プランで提供中です。デモをご希望の場合はお問い合わせください。