コントラクトモニター

トークンコントラクトの悪意あるトランザクションを自動検出

概要

コントラクトモニターは、トークンのコントラクトアドレス(例:USDT、JPYC)を登録し、そのトークンに関連する悪意あるトランザクションパターンを自動検出する機能です。従来のウォレット監視とは異なり、トークン自体のリスクではなく、トークンを悪用した不正行為を検出します。

コントラクトモニターはトークン自体のリスクスコアを表示しません。トークン(例:JPYC)は正当なものであっても、そのトークンを悪用した不正トランザクションが存在しうるためです。代わりに発見された不審パターンの件数を表示します。

ウォレット監視との違い

🔍 ウォレット監視

ウォレットアドレスのリスクスコアを定期的に追跡。リスクレベルの変化を検知して通知。

📋 コントラクト監視

NEW

トークンの全転送を監視し、5種類の不正パターンを検出。発見は「discoveries」として記録。

検出パターン

CRITICAL

🚨 既知の不正アドレス

ScamDBに登録済みのドレイナー・スキャムアドレスがトークン転送に関与

送信元/送信先アドレスをScamDBの既知悪意アドレスリストと照合
CRITICAL

🎭 アドレスポイズニング

0または極小額の転送で、正常な送金先と先頭/末尾が類似したアドレスを使用

value == 0 or 極小額 かつ アドレスの先頭4文字/末尾4文字が他の正常転送の送信先と一致
HIGH

🔗 リレーチェーン

受信後1時間以内に別アドレスへ全額転送する中継ウォレット

受信額の90%以上を1時間以内に別アドレスへ転送
HIGH

📡 大量分散送金

1アドレスから短時間で10以上のアドレスへ転送

1アドレスが1時間以内に10以上の異なるアドレスへ送金
MEDIUM

💰 大口送金

統計的に異常な大口転送(上位0.1%)

転送額が全転送の99.9パーセンタイルを超過

対応チェーン

チェーンAPIステータス
EthereumEtherscan V2 (chainid=1)対応済み
PolygonEtherscan V2 (chainid=137)対応済み
AvalancheRoutescan API対応済み

Etherscan/Routescanの contractaddress パラメータを使用して、特定トークンの全転送を取得します。

仕組み

  1. 転送取得 — Etherscan APIからトークンの直近転送を取得(最大5,000件)
  2. パターン分析 — 5種類の検出パターンで各転送を分析
  3. Discovery登録 — 不審アドレスを「発見」として記録(重複排除付き)
  4. 通知 — 新しい発見時にメール+Webhook通知
  5. 差分更新 — 次回スキャンは前回最終ブロック以降のみ取得

ユースケース

  • ステーブルコイン監視 — USDT/USDCの不正利用を検出
  • 自社トークン保護 — 発行トークンへのポイズニング攻撃を早期発見
  • コンプライアンス — 特定トークンの不審な資金移動をモニタリング

料金プラン

プランコントラクトモニター
Free-
Starter ($4.99/mo)-
Pro ($19.99/mo)
Enterprise

セットアップ

  1. ウォッチリスト画面で「+ Add Address」をクリック
  2. 監視タイプを「Token Contract」に切り替え
  3. EVMチェーン(Ethereum/Polygon/Avalanche)を選択
  4. トークンコントラクトアドレスを入力
  5. 「Add」をクリック — 定期スキャンで自動検出が開始されます

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